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brass  (ハンダ付け真鍮工作の勧めとも) vs plastic:

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鉄道模型、特に16番ゲージでは、brass(真鍮=黄銅:銅と亜鉛の合金のことをそう呼ぶ、比率は銅が少なめでまちまち)を使って発展してきた。

Nゲージ模型車輛はプラスチック(可塑性素材、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂などが使われる。特に指定しないでプラスチックと称される・・・・場合が多い。)製から始まったので、大多数がプラ素材となっている。

プラ素材は、細部の表現が優れ、凹凸が(個人的な感想としては)時にはえげつない・・・くらいになることもあると思う。

我が鉄道では、以下の経験を持っている::真鍮素材の車輛は適当な重さがありしかもその重量が分散されているので、特に工夫しなくても走行の際脱線しにくい。プラスチックは、多くの発売車輛では軽いので適所に(とくに車輪と線路が接触する真上)さらにウエイトを積まないと走行が安定しない=線路のつなぎ目やスイッチ(=日本ではポイントと呼ばれる)部分で脱線しやすいと思う。

それでも、プラスチックは切削するに適度な柔らかさを持ち加工が簡単なので、自作車輛はプラ製が多くなってきた。その場合、Motor車輛ではなく付随車にする。例外は、床下伝導の専用床下セットが発売されている場合に限っている。

それでも、真鍮のハンダ付けは慣れる/うまくいく/と快適そのものである。ハンダ付け面の合金製作で、スムースに半田が流れた時は、金属用の可塑性瞬間接着剤だと・・・・実感する。においのきつい化学製品の瞬間接着剤は遠ーーーく及ばない。特にktm発売のハンダ付けdvd(&先の太い電流食いのこても一緒に・・)を買って学んで以来、ハンダ付けがとても楽しい。

ところで・・・16番ゲージにおいても、plasticMoldの模型が、増加の傾向にあるようだ。

それは、brass製の価格があまりに高騰したことによると思っている。給料生活者、年金生活者においては1輛あたり数(=上の方のfigureの)万円を支払うことはせいぜい年1輛どまりと思われるから。以前からのk, tmxに加えて、最近、Brassメーカーだった天(=ここは実はいにしえにはEB10,AB10や貨車などplastic製品も手がけていたけれど・・)、endo(ここはもともとごりごりの真鍮屋さんだったが)まで参入している。

我が社でも、k, tmは今一食指が動かないけれど、天plaは割と好きで何輛かある。京成青電風の旧標準色キハ17風というのが大好きでよく走らせている。静寂に快調に走る。その所以は、その重さにある、測るとplaでも328gあった。その相棒としては古い真鍮車体車でtrailerとした。やっぱり・・・とても安定して追随する。ただし・・・r600, endo-new線路の支線用だと連結部が狭過ぎて通過が窮屈になる。難しいところとなる。