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九州新幹線西九州(長崎)ルートについてかんがえてみた

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なにかと西九州ではお騒がせの話題について鉄道マニアのはしくれとして考察してみる。

-----------各種WebNewsのclip:

2019年8月27日。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの会合が開かれたそうだ。九州新幹線西九州(長崎)ルート新鳥栖to武雄温泉・ 間を一般新幹線の「フル規格」で整備すると言う(既に答申していた)与党検討委員会の結論を了承したとの報道。さらに国土交通省に向け、建設反対 の地元佐賀県など関係者との協議を進めるように要請したとの報道。

長崎県では県・長崎市をあげて賛成。

翌28日かねてから反対と言うかそれ以前の門前払い発言が伝えられる佐賀県知事はと。与党側が求めている佐賀・長崎両県とJR九州・国土交通省による4者協議について、「フル規格 が前提の協議会。佐賀県としてフルに同意したと思われるのを避けるため不参加。」と述べたと伝えられた。かねてからの主張はゆるがず協議する意思 がないことを明らかにしたと伝えられる。

佐賀市長・沿線の江北町も足並みが揃っていると伝えられる。

ガチンコ対決。

佐賀県内にも、沿線そのものの武雄市は最近フル規格派に転じたと伝えられる。それと近隣の唐津市もフル派らしい。

------------------ここまで----

昔の東北新幹線初期に、上野to大宮の専用列車リレー号を経験した a--nd 楽しんだ世代としては、なつかしいわい。時間的にせいぜい10分も短縮されないの なら、一旦外気を吸う一休みは楽しかった思い出がある。長崎県の人々はリレー号なるものに乗ったことがないわけですな・・・・。

さらに、鉄マニアからみるとつながらない故のさまざまなご利益がある;リレー号だと、佐世保線と長崎本線有明海側の第三セクター化は多分無理だと 思われるから。 (最近はRealEstate業が熱心過ぎる)JQは赤字路線だからなにかと切り離したいだろうけど。

長崎県としても問題がこじれるのは、実は思うつぼとみる。その理由は以下:長崎県は公の事業でたべてる人々が関連事業も含むとかなりな部分なのだ。今のところ工事期間は2022年となっている。これは、武雄温泉to長崎新幹線駅までの広軌工事期間で問題の区間工事は含まれていない。未だ予算から算定すべしとなる。こじれる程工事期間が延びるという塩梅で、公の事業従事者には仕事が続くわけ。佐賀県知事発言集はもしかしたらそれこそ忖度と邪推も可能かもしれないのだ。